左肺静脈隔離中のCSペーシングについて

左肺静脈隔離中にCSペーシングをする事で左心耳電位とPV電位を分離すると言うことは結果的には覚えているのですが、どういった経路で興奮するからSinusリズムでは分離できなく、CSペーシングでは分離できるのか詳細が分かりません。興奮経路が分かれば理解できると思うのですが、よろしくおねがいします。

匿名 Level 3 2014年9月20日 の質問 / カテゴリ: 2:アブレーション.
コメントの追加
1 回答数

CSディスタールペーシングにより
左心耳電位と肺静脈電位を分離できる理由は、
左心耳に近いところからペーシングすることで
左心耳を先にキャプチャさせることができるからです。

Sinusの興奮伝達経路では
右房から一直線で左房に伝わります。
このとき、解剖学的に左房側壁方向にある左肺静脈と左心耳は
Sinusからの興奮をほぼ同時にキャプチャします。

対して、CSディスタールペーシングでは、
解剖学的に左心耳と隣接しているCSディスタールからペーシングすることで
左心耳を先にキャプチャさせ、肺静脈を後でキャプチャさせることができます。

CSディスタールペーシングでは、
こうした興奮伝達の方向と角度の違いを利用して
紛らわしい電位を分離していきます。

補足ですが、紛らわしい電位を分離する時に
疑わしい部位を先にキャプチャさせる手法はCSディスタール以外でも行われます。

例えば、右肺静脈の隔離の際、
SVC電位が紛れ込んできて右肺静脈電位がよくわからなくなることがあります。
こうした時も、SVCを先にキャプチャさせるようなペーシングをすることで
SVC電位と右肺静脈電位を分離でき、隔離がしやすくなります。

心カテ隊長 Level 4 2014年9月21日に回答しました
コメントの追加


スポンサードリンク
 

あなたの回答

投稿された方は 利用規約 に同意したものとみなされます。