刺激伝導系をどこまで詳しく見ていくべきか

心カテブートャンプ2回目です。刺激伝導系の勉強をしています。正解がわからなくて他のサイトで検索してから、心カテブートキャンプのサイトに移動しました。
洞房結節から4つの枝分かれがあります。イ前結節間路の回答は正解でしょうか?
私は下後枝ではないかと思いました。オの前方が前結節間路でその後がバッハマン束でしょうか。回答よろしくお願いします。

azuki Level 0 2014年11月3日 の質問 / カテゴリ: 1:解剖と疾患.
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こんばんは。
ご質問への回答ですがイが前結節間路でいいように思います。

もともと、洞結節で発生した興奮は、心房内を放射状に広がると考えらえていました。
しかしその後、心筋より速い速度で伝導する経路の存在が解剖、組織学的に明らかになりその伝導路を結節間伝導路と名付けました。

結節伝導路は前結節間路、中結節間路、後結節間路の3本からなり、
前結節間路の一部が枝分かれし、左心房へと向かうバッハマン束になると考えられています。

現在では、洞結節の興奮は結節間伝導路とバッハマン束に沿って比較的速い速度で伝わり、
その後、周囲の心房筋比較的ゆっくり伝わることで心房全体を興奮させているという考え方が主流になっています。

そして、この様子をイラストにすると、

のようになり、イが前結節間路で、オがバッハマン束になります。

ご質問を受け、先ほどネットで調べてみました。
そしたら、前結節間路とバッハマン束との分岐より下側を下行枝と記載したPDFを確認しました。
それをご覧になられて「下行枝なのでは?」と思われたのだと思います。
そのPDFに書かれていることは、
厳密に言うと前結節間路が分岐して下行枝とバッハマン束で別れるという話だと思います。

しかし、少なくとも心カテ(特に心電図やアブレーション)では
前結節間路分岐後を下行枝として区別する意義はあまりません。
また、私の手元にある本でもイを前結節間路と記載しているものがあります。
なので心カテブートキャンプに掲載するイラストとしては、あれでいいのでは?と思います。

心カテ隊長 Level 4 2014年11月3日に回答しました
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