真腔?偽腔?

よくGWをクロスの際に真腔か偽腔という単語がでてくるのですが正直よくわかりません。
どなたか教えてください。よろしくお願いいたします。

匿名 Level 3 2014年10月6日 の質問 / カテゴリ: 2:PCI.
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血管の内膜より内側を真腔(true lumen)、内膜より外側を偽腔(false lumen)と呼びます。
 

 
カテ室ではこれらの英名を略して、真腔のことをトゥルー、偽腔のことをフォールスと呼ぶこともあるので英名もセットで覚えておきましょう。

 
「ちゃんとトゥルーにいってるね(=ガイドワイヤーが真腔を通っている)」とか
「フォールスっぽくないですか?(=ガイドワイヤーが偽腔に入っているかもしれない)」とか言われたら、
 
真腔や偽腔のことを議論しています。

 
 
真腔と偽腔の問題は、CTO病変へのPCIでしばしば問題になります。
CTO病変のPCIでは、一番最初にCAGを行い病変の状態を確認するのですが、病変部分は完全狭窄しているため造影できません。
 
そのため、造影できない部位の走行を、頭の中でイメージしながらガイドワイヤーを操作していくことになります。
 

 
このとき、ガイドワイヤーが真腔をちゃんと通っていれば問題ないのですが、偽腔を通してしまうと、後のバルーン拡張でパーフォレーションを起す可能性があります。
また、偽腔を作ったことがキッカケで解離を起す可能性もあり厄介です。
 

 
ガイドワイヤーが真腔を通っているかどうかは、IVUSで確認するのが最も確実です。

 
しかし、CTO病変ではガイドワイヤー通過直後にIVUSを使えないこともあり、
そうした時は、

 
・病変を通過させた後のガイドワイヤーの走行
・術者の手の感覚
・ガイドワイヤーを通過させた後のCAGでフローが若干回復する
・解離の兆候がない

 
など、いろいろな情報を考慮し総合的に判断していきます。

心カテ隊長 Level 4 2014年10月7日に回答しました
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