AVNRTの頻拍中のオーバードライブペーシングについて

AVNRTの頻拍中のオーバードライブペーシングについて質問です。
①どれくらいの刺激頻度(bpm)で施行すればよいのか
②His不応期ではV→Aが出来ないからAVNRTでもVAVとなるのか

以上2点がよく分かりませんので御教授ください。
よろしくお願いいたします。

匿名 Level 3 2014年6月21日 の質問 / カテゴリ: 2:アブレーション.
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>AVNRTの頻拍中のオーバードライブペーシングについて質問です。
>①どれくらいの刺激頻度(bpm)で施行すればよいのか

答えから先に言いますと、
頻拍レートよりも+10~20ppmほど早いレートで行います。

その理由ですが、
まず、頻拍中のオーバードライブ直後の波形を『リカバリーパターン』と呼びます。
そしてリカバリーパターンをみ見るためには
頻拍レートよりも遅いレートでペーシングしても、
頻拍にかき消されてペーシングがのってきません。

頻拍レートよりも早いレートでペーシングする必要があります。

なので、およそ頻拍レート+10~20ppm程度の速さでペーシングするのが一般的です。

>②His不応期ではV→Aが出来ないからAVNRTでもVAVとなるのか

その通りです。His不応期が起こればV-Aが起こらないので
リカバリーパターンはVAVとなります。

しかし、本来リカバリーパターンは
Vからのペーシング刺激がどの伝導路(ケントかHis束)
を通ったかを鑑別するための手法ですので
Hisが不応期になってしまったら意味がなくなります。

ですのでHis不応期の場合はもう一度頻拍を誘発してやり直す手順となります。

ただ、リカバリーパターンを見るためのオーバードライブで
His不応期が起こることは非常に稀です。
万が一起こるときは、
オーバードライブのペーシングレートを
頻拍レートぎりぎりまで下げていって対応することになると思います。

心カテ隊長 Level 4 2014年6月21日に回答しました
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