ICDのシングルコイルとデュアルコイル

ICDのシングルコイルとデュアルコイルの違いとその仕組みがよく理解できません。
解りやすく教えてください。

guest Level 1 2014年12月6日 の質問 / カテゴリ: 2:ペースメーカ / ICD / CRT.
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こんにちは。

ICDのシングルコイルは、コイルが1本入っていている構造になっていて、
除細動の際は先端(ー)とジェネレーター(+)の間でかけていきます。

 
 
対してデュアルコイルはコイルが2本入っていて、通電箇所が先端(ー)とSVC(+)の2カ所あります。
除細動の際は、先端とSVCの間でかけていく感じになります。

 
 
シングルコイルのメリットは生体癒着しにくく抜去がしやすいことです。
ICDリードのコイル部分は若干の凹凸があり生体癒着しやすい構造になっています。
そのため、コイルが1カ所のシングルコイルの方が、デュアルコイルに比べて癒着がしにくいです。

 
 
デュアルコイルのメリットはDFT(除細動閾値)が低いことです。
シングルコイルの場合、リード先端とジェネレーターの間でショックをかけるのに対し、
デュアルコイルの場合、リード先端とSVCコイルの間でショックがかかります。
この違いからデュアルコイルの方がDFTが低くなり、低いジュールでも確実に不整脈を止めにいけます。

 
 
一昔前のICDは最大出力30ジュール程度だったので、最大出力でショックを落としても不整脈が止まらないことがありました。
そのため、DFTを下げることが期待できるデュアルコイルは重宝されていました。

 
 
しかし、最近は40ジュール前後まで出せる高出力のICDが登場し、シングルコイルでも困らなくなりました。
今は抜去困難のリスクを考えてシングルコイルを使うことがほとんどかと思います。

心カテ隊長 Level 4 2014年12月9日に回答しました
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遅くなってすみません。回答ありがとうございます。

guest Level 1 2014年12月15日に回答しました
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