Wenckebach型ブロックとBlocked APC

通常伝導のP-QRSの後にやや早いP波がありQRSが続かなかったのでBlockedAPCと判断した波形ですが、この前のPQ時間より後ろのPQ時間が短縮しているからWenckebach型ブロックと訂正がありました。ちなみに脱落QRSの前のPQ時間の延長は1回のみ、脱落後のPQ時間の漸次延長はありません。また、その後もその現象の発生はありませんでした。早いP波と伸びて縮んだPQ時間、どっちを優先して考えるべきか・・教えてください.

ecgnanzaemon Level 0 2014年7月24日 の質問 / カテゴリ: 1:心電図.
コメントの追加
1 回答数

早いP波と伸びて縮んだPQ時間のどちらを優先すべきか?という点ですが、
どちらも重要なのでそれ自体に優劣はないように思います。

今回の例では、最初にBlocked APCと判断されたとの事でした。

問題の心電図を直接見ていないので何とも言えませんが、
ひょっとしてAPCと思われるP波が洞調律よりも若干早い程度で、T波に重なるほど早くなかったのではないでしょうか?

通常、Blocked APCではAPCが心室不応期中に出るため、APCがT波と重なることが多いです。
逆にT波より後にAPCがくればQRSが追従してくる可能性が高いです。

このような背景を考慮すると、P波がやや早い程度ではBlocked APCの可能性は低そうです。

そう考えた時、今回のQRS脱落を生じうる他の理由を検討した際、
前後のPQ時間の変化に着目しウェンケバッハ型ブロックと判断されたのだと思います。

心カテ隊長 Level 4 2014年7月24日に回答しました
コメントの追加


スポンサードリンク
 

あなたの回答

投稿された方は 利用規約 に同意したものとみなされます。